チャトニ2種
2010年 10月 14日
リビングの西日が和らぎ、朝は東からの日差しが台所の奥まで入ってくるようになった。シンガポールはほぼ赤道直下、でもやっぱり北半球なのだと実感する。そんな“秋”のある日、南国の太陽の下でチャトニ2種(ココナツとトマト)を作る。
レシピは、夏の帰国時、渡辺玲さんのインド料理教室に参加したときのもの。何度食べても味の仕組みが分からなかったチャトニ、そしてラッサム(酸味の利いたスープ状のカレー)を、納得&驚きの手順で教えてもらった。
じつは、私は料理教室というものにはほとんど興味を持ったことがないのだが、インド料理だけは別のようだ。スジャータさん、そして渡辺さん、と、まったくタイプの違うインド料理を教わったところで、10年ほど前、有志で集まって教わったのもインド料理だったことを思い出した。
渡辺さんは、実に涼やかに料理を作る方だった。カレーから連想する一種の暑苦しいイメージとは無縁。この日はブレンダーをフル活動させ、そして揚げ物(パコラ)まで作ったのに、キッチンがほとんど汚れないことに驚く。私とは大違いだ……。
3ヶ月経った今でもちゃんと作ることができた(と思う)のは、ていねいな教え方、そして再現性の高いレシピのおかげ。お蔵入りになっていたヒングの使い方、タマリンドの上手な扱い方なども知ることができて大満足。いつでもどこでも南インド料理が食べられるシンガポールでは、ラッサムもチャトニもそうそう自分で作ることはないのだが、一度でも作ると、舌が敏感になって、おいしいお店を見つけるのに役立ったりもする。
レシピは、夏の帰国時、渡辺玲さんのインド料理教室に参加したときのもの。何度食べても味の仕組みが分からなかったチャトニ、そしてラッサム(酸味の利いたスープ状のカレー)を、納得&驚きの手順で教えてもらった。
じつは、私は料理教室というものにはほとんど興味を持ったことがないのだが、インド料理だけは別のようだ。スジャータさん、そして渡辺さん、と、まったくタイプの違うインド料理を教わったところで、10年ほど前、有志で集まって教わったのもインド料理だったことを思い出した。
渡辺さんは、実に涼やかに料理を作る方だった。カレーから連想する一種の暑苦しいイメージとは無縁。この日はブレンダーをフル活動させ、そして揚げ物(パコラ)まで作ったのに、キッチンがほとんど汚れないことに驚く。私とは大違いだ……。
3ヶ月経った今でもちゃんと作ることができた(と思う)のは、ていねいな教え方、そして再現性の高いレシピのおかげ。お蔵入りになっていたヒングの使い方、タマリンドの上手な扱い方なども知ることができて大満足。いつでもどこでも南インド料理が食べられるシンガポールでは、ラッサムもチャトニもそうそう自分で作ることはないのだが、一度でも作ると、舌が敏感になって、おいしいお店を見つけるのに役立ったりもする。
by xizi62
| 2010-10-14 12:49
| インド料理