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十勝の食材

2週間ほど前、知人に誘われて「十勝ナイト」なるイベントに参加。これが、ため息が出るほどおいしい食事会だった。とにかく、食材がいい。海の幸はもちろんなのだが、ニッポンの味がするじゃがいも、ゴボウ、百合根、そして香りのよい豆類などに感動してしばし無言になるほど。そして、メインの十勝牛、これがまたすばらしかった。私はもともと牛肉好きではなく、さらに、シンガポールのスーパーに出回るオーストラリアやニュージーランドの肉はどうも香りが苦手。牛肉はもう一生食べなくてもいいかな、くらいに思っていたのだが、この十勝牛だけは別!と思ってしまった。

何よりうれしかったのは、生産者の方々とお会いし、じっくり話ができたこと。作り手の愛が料理する側に伝わり、また食べる人へと伝播していく。食べるって、そういうことなんだとあらためて思う。
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新鮮な北の海のホッキ貝を、常夏のシンガポールで。このお料理の添え物でちょっと驚いたのが、右端にちらっと写っている黒い海藻のようなもの。なんと、胖大海(莫大海)だという。胖大海といえば、空咳や声がれ、のどの痛みなどに使われる生薬。日本で食材としてみかけたことは一度もない。驚いてちょっと調べてみたところ、「刺身のつまや懐石料理の酢の物、寒天寄せなどに用いる」というwikiの記事があっさりみつかってしまった。知らなかったー。

胖大海(はんだいかい)はアオギリ科のピンポン属植物の種。シンガポール植物園にも木があるらしい。今度探しに行って見よう。
by xizi62 | 2012-03-22 23:20 | 食材&調味料 | Comments(0)

東京とシンガポールのだいどころで


by 高島系子