こぼれ梅

旅行中は、その土地に因んだ小説を読むのが好き。食にまつわる話ならなおうれしい。というわけで、東京滞在中の電車のお供は高田郁さんの「みをつくし料理帖」シリーズ。かもめ食堂江戸版という感じのこの小説、読んでいるとお腹がぐうっと鳴りそう。江戸のかつおだしと上方の昆布だしが出合う瞬間など、たまらなくいい感じ。

今日もデパ地下を歩きながら、「あの小説に出てきたこぼれ梅って、どんな味がするんだろう・・・」と考えていたら、なんと加賀のお茶屋さんで、そのこぼれ梅を発見!
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こぼれ梅は、みりんの搾り粕。名前の由来は、満開の梅が零れたように見えるからなのだそう。味は、ふつうの酒粕よりちょっと甘味が強い。そのままで食べるには素朴すぎる味だけれど、これを種にしてパンを焼いたらきっとおいしいに違いない。一袋、自分のへのおみやげに。
by xizi62 | 2012-08-19 09:20 | 食材&調味料 | Comments(0)

東京とシンガポールのだいどころで


by 高島系子