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「ふつうのごはん」がいちばん

f0003871_1765520.jpgきのうは、下北沢でワークショップ。
中医学の知恵を伝えながら、ごはんを食べてもらう会。

最近、この手のワークショップを年に10回ほどやっている。写真(byキワコさん)は、去年の秋にご近所の「らくだ」の厨房を借りたときのもの(rainbow café主催)。きのこの炊き込みごはん、けんちん汁、サトイモのお焼き、鶏肉と白キクラゲのピーナツソース和え。
今日のメニューは(写真はないのだけれど)、赤紫蘇の炊き込みごはん、夏のチキンスープ、菊花とオカヒジキの酢の物、夏野菜の蒸し浸し、緑豆とハト麦のデザート、菊花茶。梅雨~夏の「利湿」と「清熱」、そして、冷房対策を意識した献立。中医学の知恵をプラスしながらも、どれも作り方はとってもカンタン。

私が作るのは、「ハレ」ではなく「ケ」の料理。特別おいしいわけじゃないけれど、毎日食べても飽きなくて、めんどうと思わずに誰でも作れる料理。子育てで忙しい時期は、本をみながら作るなんて時間はないし、それぞれの家庭の味を大切にして欲しいから、調味料の量もすべて「適宜」。
ま、平たくいえば、かなり大ざっぱでいい加減な料理。でも、それが家庭料理の基本だと思うんだなあ。じゃないと続かないし、だいいち楽しくない。

f0003871_1704026.jpgこんなごくフツウの料理を、「おいしい!」と言って食べてもらえるのは、うれしいやら、不思議な気持ちになるやら。私も、外食が続くと「ふつうのものが食べたい」と思うけれど、そんな感覚なのかな。今、ともするとごちそうっぽいものばかり食べる生活になりがちだから。

いろんな人のフツウがあっていいと思うけれど、とりあえず、「私のフツウはこれで、それにはこんな理由があるんだよ」と、見本(手本じゃない!)をみせることで、何かしら感じてもらえたら……というのが、ワークショップをやるいちばんの理由かも。

by xizi62 | 2007-07-14 17:30 | ワークショップ

東京とシンガポールのだいどころで


by 高島系子